写真 あなけん業界用語辞典
あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行
13/05/14 現在(思いついたら追加用語随時あり)。
又、下記以外で判らない用語等がありましたら教えて下さいませ。追加致します。
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あ行 
アドリブ 舞台では、芝居が中断しそうなハプニングがあったときに咄嗟に出てくる言葉、それも自然にあった台詞の如く、芝居が進んでいくようにする事。
TVドラマでは、間が空くと思わず台詞にない言葉を言いたくなってしまう、雰囲気作りの時などに勝手に喋る言葉。
しかしなんとも難しく瞬発力が芝居には必要だと常に思ってしまう^^
生田スタジオ 読売ランド近くにある日本テレビのスタジオ
入り 撮影現場、スタジオに入る事。反対語=出
入り待ち 舞台、スタジオへ役者が入っていくのを楽屋口等々で待っている事。
反対語=出待ち
うちトラ スタッフ等、身内がエキストラとして出ること。
エチュード 音楽では練習曲とされていますが、私が理解している役者の間でのエチュードとは、簡単な設定とか役とかを決めての、即興で芝居を役者自らが勝手に作っていき、それぞれに役者としての引き出し、幅、深さなどを豊かにしていく事、かな。
自由な即興エチュードが好きだった私である。
NG Not goodの略。最近舌のもつれが多くて時折出してしまう。
NG出すと、申し訳なく、恥ずかしく悔しい思いの私である^^
おしている 撮影時間が予定より過ぎていっている事。反対語=まいている。
オールアップ それぞれの役者の全て出番の撮影が終了する日の事。
撮影終了後「阿南さん本日オールアップです」と言われて拍手されたり、ドラマにレギュラーで出演したりすると、 花束を頂いたりして、挨拶したりするのが嬉しくも、いっぱい照れる私である^^。
オンリー 聞き取り難かったりした台詞などの音声だけを、その場所で録ること。
声だけで、動きがないと演り難い私である^^。
か行 ▲このページのトップへ
初めて撮影に入る日の事。クランクとは昔の撮影機のフイルム回し棒の事である
顔合わせ TVドラマ、舞台等々、初めてスタッフキャストが集合する時の事。
挨拶とかが苦手な私である^^。
カチンコ 本番ヨーイ、スタートの前にカメラ前にシーンナンバー等書いて出して、スタートの後カチンと音を出して音声さんにも知らせる道具。
本番ヨーイから芝居に入っていくタイミングが微妙に難しい私である^^
カット シーン内のそれぞれのショット、画(え)で、それが繋がってシーンになる。
カット 折角撮影したのに、放送等を見たら切られていること。芝居が悪かったのかと思ってしまう私である^^
上手(かみて) 客席から見て右側。両方合わせて、上下(かみしも)と言う。
カメリハ 本番前のカメラリハーサル、この後、ランスルーと言うのがある。
からみ(絡み) 共演者の人と台詞をやりとりしたり、芝居をしたりすること。
同じドラマに出ていても同じシーンに出てないと「からみがないね」とよく言う。
完パケ 完成パッケージの略かなで、CM部分は黒のままで入っている完成したドラマのDVD-R
クランクアップ 撮影が全て終了し、スタッフ、キャストが上がる日の事。役者の全ての出番が終了する日はオールアップの日と言う。
クランクイン
クロマキ ブルーバックとも言う。合成に使う、青は感光しないというのを利用してなのか^^何もない青い幕の前で芝居をするらしい^^。
私はまだやった事がないが楽しそうである。
ケータリング ロケ弁ではなく、料理が並んだりして、バイキング的に取って食べるロケでの食事形式。
それがカレーであっても何とも嬉しい私である^^
けつかっちん 次の仕事等があって出の時間が決まっていること。
ゲネプロ 最終舞台稽古の事。新聞、雑誌のプレスとかにも見せる事がある。
お客さんもいますが殆どが関係者なので、反応等が薄くてやや演りにくい感じではあります^^
こけら落とし 新しい劇場が出来、最初の公演でこけら落としをすると使う。
こけらとは木片の事で、建築工事で最後に木片を払う事から来ている。こけらを柿と書くが、木偏の横が市ではないらしい。
さ行 ▲このページのトップへ
シャッター カメラ前を通り過ぎる事。画面をシャッターで切るかの如くの事です。
渋谷スタジオ
渋谷スタジオ
渋谷スタジオ
渋谷にあるスタジオ、昔はボーリング場だったらしい。
下手(しもて) 客席から見て左側。
大衆演劇時代の記憶から、花道のある方だなと憶えている私である。
フイルムの長さからで、尺が合わない、尺がないとかで使う。決まった時間内等で納まるかどうかの事である。芝居を長くやった時に良く言われる^^。
準備稿 決定稿前の段階の台本で、まだ決定稿がなく本番が間近なときに大まかな内容だけを知る為に読む台本。
スイッチング 何台ものカメラの映像を、スイッチで切り替えていくこと。
せりふをくう 台詞を覚える為にブツブツ独り言の様に喋り続ける事。
台詞を食うと思っていた私ですが、台詞を空かも?台詞を繰るからかも?とも思っております。しかし台詞を食べるの方が忘れないぞと言う感じではありますが^^
せりふをくる 台詞を喰うではなく、やはり台詞を繰る、が正しいみたいでした。
台詞を繰り返し言って覚えていくことであります。しかし台詞を喰うだと思っている役者さんたちも多いかも知れませんし、喰うの方が私は好きですけどね^^
ゼロ号 まだ手直しの余地もあるけど、映画のほぼ完成型の号。ゼロ号の前は初号と言う。イマジカとか撮影所の試写室で見るモノである。
前室(ぜんしつ) スタジオへ入る手前にある場所(スペース)。
出番間近の俳優さん達が楽屋より集まって、お喋りしたり、お菓子食べたりしている、割と賑やかな場所。
ソワレ 夜の公演。
た行 ▲このページのトップへ
TMC
TMC
TMC
東京メディアシィティー略。旧国際放映撮影所で成城砧にあるスタジオ。
中には、TBSの砧スタジオ、関西テレビのレモンスタジオ、フジTV、国際放映のスタジオが入っている。
タク送 撮影終了が23:30頃を超えると、タクシーによって帰れる事。
ターリー カメラのレンズの上の方についている赤いランプ。
それを横目で見ながら、ランプが点いたら「自分に来たー」と思い芝居を始めるランプ。
チェック その都度撮影を終えて、撮ったモノをノイズ等々の確認をする為に見る事。
私は毎回その度反省である^^。
ちょこっと あなけん使用用語の一つで登場状況の説明。前半、中盤、後半、のどこか一カ所に登場している事。
ちょこちょこっと 前半、中盤、後半、のどれかに分かれて2カ所程登場している事。
ちょこちょこちょこっと 前半、中盤、後半、それぞれに細かく正にちょこちょこっとと登場している事。
「出の時間は」とよく言う。撮影現場、スタジオから出て行く事。反対語=入り
てっぺん 午前0時のこと。
出待ち 劇場、スタジオから役者等が出て来るのを表の楽屋口等々で待っていること。
反対語=入り待ち。
私を待って頂いていると有り難くも、恐縮して、照れしまう私である^^
手元 手に持ったモノとか手元のモノを撮影する時に使う。
ついつい手だけでも芝居をしてしまいたくなる私である^^
テンパってる 舞い上がっていて、めいっぱいで余裕のなく、固まった状態。
ドライ 撮影前の一番始めのリハーサル。
な行 ▲このページのトップへ
中あき 次の撮影までに長時間の空き時間があるときに使う。
なめ
なめ
江口氏の背中をなめての私
(東京ラブ・シネマより)
相手役とかの肩とか手とかを舐める様に画面の端に入れて撮る撮り方。
舐められても画面に入り事が割と嬉しい私である^^
日活撮影所
日活撮影所
日活撮影所
東京調布の多摩川沿いにある、昔ながらの撮影所。
抜かれる ワンシーンの芝居の中で、リアクション等を抜き取られて撮影されること。
リアクションを抜いているので宜しくと言われる。
ぬけ
ぬけ
私の後ろのぬけた辺りにいるエキストラさん
(東京ラブ・シネマより)
画面中央の役者の間、後ろが抜けていることで、そこを役者で埋めること。
よくそんな抜けを見つけて入って、すぐに映ろうとしている私で、失敗したときは悔しい思いである^^
ぬすみ 画面内に入るように、立ち位置とかをずらす事。前とは立ち位置が少し違っていてたら、「ちょっと盗んで下さい」と言われる。
は行 ▲このページのトップへ
場あたり 舞台で劇場に入って始めにする、舞台上でその場その場をあたっていく事
はける 舞台上から去っていく事、いなくなる事。
花道 下手側にあって、お客さんに出はけを劇的に印象深くたっぷり見せる道。
役者にとっては、ここを通るのが嬉しく、気持ちのいいものであるだろうと思っている私である。
ちなみに大衆演劇での私が知っている花道は、歌舞伎とは違っていて、下手手前にあって短かったけど出はけは嬉しかった私であった^^。
ばれめし 撮影現場で、ばらばらになってそれぞれでご飯を食べる事。
場みり 立ち位置とかにガムテープで印を付ける事。
場みりのみりの意味を、今、考え中の私であります^^
番手
番手表
番手表
撮影シーンの順番。何番手から来ていると私なりの解釈^^。それらに入り時間等等書いているのが番手表。
「番てい」とずっと思っていたが違うみたいだと今回気がついた私である^^
本読み 舞台では何回かよくするが、TVドラマでは、顔合わせの時に一回は必ずやる。
動きのない文字だけの本読みは苦手な私である^^
ま行 ▲このページのトップへ
巻いている 予定の撮影時間より早く終わっていってるいる事。反対語=おしてる
幕間 幕と幕の休憩時間、殆どが15分で、お弁当タイムで30分の劇場もある^^。
マルチ スタジオでの何台ものカメラでの撮影。マルチカメラとも言う。
ワンシーンをそのまま続けて芝居が出来るからいいのだが、なかなか自分が撮影されていることが判らずに難しく、 よく芝居後、リアクションした後を抜かれていることがあり悔しい思いをする事が多々ある。なかなか慣れない私である^^。
見切れ 見える範囲から切れる事。画面から外れること。舞台では、お客さんが見えない場所とか、 お客さんからスタンバイが見える場所とかの立ち位置の確認の時に使う。
緑山スタジオ
緑山スタジオと看板
緑山スタジオと看板
小田急線鶴川駅から歩いて20分にあるにTBSのスタジオ
や行 ▲このページのトップへ
よろしく 大衆演劇時代の用語で、勝手に演ってと言う意味。「下手から出て、宜しく演って上手にはけて」と前日の稽古で良く言われた。
このよろしくが好きな私は、未だに漠然としたト書き、騒いでるとかがあったら勝手に演って楽しんでいる私である^^。
ら行 ▲このページのトップへ
ランスルー カメリハの後、本番前にやる全体確認リハーサル。
ランスルーがリラックスしていて、いい場合が多々ある私である^^
リアション 反応。コントならばこれでもかとオーバーに出来そうではありますが、ドラマだとリアルな細かい反応は難しくも、面白いモノであります。
私は、一瞬の小さなリアクションで全てを表現できる様になるのが目標ですかな^^。
リハーサル スタジオ撮影の前日辺りに、撮影シーンのリハーサルをする。今は、NHKとTBSだけがしている。
ロケ弁 ロケ現場で出る弁当の事。
わ行 ▲このページのトップへ
割本
割本
割本
わりぼん。TVの演出家が、台詞、ト書きに対して、どの役者のどんなショットを撮るかをカット、カットに割っている、その日撮影するシーンだけをまとめた台本。
私は撮影当日の始めにそれを見て、自分のワンショットはあるのかと気になり、喜んだり、嘆いたする、重要な確認本である^^
ワンクール ワンクールは三ヶ月で、一月、四月、七月、10月クールと四つのクールがあり、それぞれに新ドラマが作られていて、凄い事であります^^。
それぞれのクールの終わり3月,6月,9月,12月辺りで、次のクールで何か役があるのかなとドキドキ一杯の私である^^。

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