2008年8月15日~17日,22日~24日
あなんけんじの
ZUGA-KOUSAKU展覧&集い遊びの会
2008年版の回顧、回顧、回顧です
TopPage トップページに戻る TopPage 後日、追加の塗り絵たち。(10.05.11 更新)

 2007年に初めての図工展を開催してから、まさか二回目の開催が実現するとは、何だかびっくりであり、一年ぶりの展示ギャラリーに足を踏み入れた時は、あれから一年経ったのかなと、懐かしくも、この一年が早かったなあとも感じて始まった2008版図工展でありました。

 そんな2008年も始まり、冬が本格的になって、春になり、春が過ぎて、夏と秋が今年も来るぞと言う手前の雨の季節の頃、今年の図工展は、どうするかなと考え始めて、やんわりとこの一年間同じ様にずっと考えていて、ずっと考えていたら、ドンドン月日は流れて行き、2007年と同じ九月の連休は、どうもスケジュール的に開催は難しく思われて、7月の連休は?と思っていましたが、あれれと時は過ぎて行き、仕事があるかもと先々の予約も出来ないのでと、そう考えると開催は八月の金土日かなと決めて、遂に「えい、やぁー」と告知をしたらすぐに、最初の六日間が出来なくなり、三週目の15、16、17日からとなったのでありました。その開催も仕事の関係でどうのかなと気にしつつ、仕事が入るのは、嬉しい事ではあるのですが、開催を告知していたので微妙な心持ちで待っていたら、16日の午前中には、仕事が入ったりもしましたが、午前中で昼過ぎまでかなと言う感じだったので、何とか遂に開催出来るなと言う事になったのでありました。
 年に一度は公の場で遊ぶ事をした方がいいぞと、何を何してどうしようかなと考える事が大事なんだと、自分の感性を公にして、何かを発見する事が、発見がなくも行動する事が、何かに繋がるんだと、去年も思っていた事をひたすらに自分に問いかけながら、色々と開催へと向けてまとまり動き始めて行き、一週間前には、ギャラリーを押さえて、いよいよ図工展実現モードへと、いざ突入でありました。
安い画材屋の世界堂、100円均一、ホームセンターを巡り、お金のなるべくかからない様にと考えて準備を進めて行き、ギャラリーに行かないと始まらないのが、去年と同じいつもの事であると、出来る準備だけを何とかして8月15日を遂に迎えたのでありました^^。

展0801
01,自転車で到着
展0802
02,45枚の絵を取り付け
展0803
03,画大氏の作業開始
展0804
04,甥っ子渓がお絵描き
展0805
05,渓はゲーム、画大氏は作業
展0806
06,84顔を貼る途中
展0807
07,画大氏の作業2と模造紙四枚
展0808
08,正面壁の84顔たち
展0809
09,始めの一本の朱の何か
展0810
10,始めの針金人間たち1.01
展0811
11,始めの針金人間1.02
展0812
12,増えた針金人間1.03
展0813
13,4枚の模造紙の描き始め1
展0814
14,4枚の模造紙の描き始め2
展0815
15,墨で描いた小さな木
展0816
16,墨で描いた何か
展0817
17,三本の朱墨と黒墨の何か
展0818
18,床に点数と枠の遊び場
展0819
19,塗り絵用の習作たち
展0820
20,針金人間たち1.04
展0821
21,針金人間たち1.05
展0822
22,針金人間たち1.06
展0823
23,甥っ子渓のお絵描き
展0824
24,甥っ子渓の作品たち1
展0825
25,甥っ子渓の作品エリア
展0826
26,画大氏の針金細工たち
展0827
27,ギャラリー入り口と奥に84顔
展0828
28,一回目を終えて荷物と私と渓
 8月15日(金)
 去年とは違う「簡単な飾り付け、簡単な片付け、自転車一台にまとまる作品たちを」を目標にして、暑い暑い中、汗だくでやって来て始まったのでありました。今回も山崎画大氏にヘルプをして貰って、夏休みと言う事もあって小学五年生の甥っ子も連日朝早くから参加してくれて、今年は三人で始まり、一年ぶりの懐かしい何もない展示ギャラリーの空間を見つめ、四方の壁への飾り付けを、今回ものんびりと始めたのでありました。  まずは、メインの「気まぐれ絵画館」の45枚のハガキ大の絵を、去年7mキャンバスと名付けた一番広い壁に二段に並べて取り付けて、今回は絵の上と下に、それぞれのタイトルも付けてシンプルに飾り付けをしてみたのでした。
次の飾り付けは、入り口正面の場所に、舞台「恐れを知らぬ川上音二郎一座」で使用した私の人相書きを縦六顔×横14顔の計84顔をただただ貼り、私の同じイカツイ顔が圧倒だねと、インパクトも少々ありだねと、お客さんの食い付きもなかなかいい感じで、面白いと密かな評判になった、私の作品ではないのが残念ですが^^、ひとつの面白壁紙飾り付けと言う感じになったのかなでありました。
その間、画大氏へお願いした作業は、先ずは白い模造紙を縦に三枚くっ付ける事であり、それにはちょっと苦労しながらもすぐに終了して、次にお願いしたのが、今回、習作として描いた塗り絵用にもなる走り描きの38枚の絵を、クリアポケットに入れて並べて貼って貰う事でありました。初日の走り描きは、38枚でしたが、三枚のクラフト紙に54枚のクリアポケットを付けて壁に貼って貰い、始めの金土日の三日間は、16枚には何も入っていない状態のままで開催したのでした。
84顔を貼ってからの、次の私の作業は、入り口入っての右手の壁に、縦に模造紙三枚の紙を貼り、朱の樹を先ず一本真っ直ぐ描いたのでありました。そしてその両脇に縦に二枚の模造紙を貼り、それぞれに小さめの朱の樹を描き、三本の朱の樹を並べて見たのでした。私は、これを朱の樹と言いましたが、樹とは違う何か解らないモノに見てくれる方もいて、樹ではない何か自由なモノと名付けたくもなりました^^。
そして次に、奥の正面の壁に模造紙を四枚貼って、木の枠も付けて、何とか思いつきで、その四枚に絵を色をそれぞれ描き入れて行ったのでした。
甥っ子も、絵を描いたり、押しピンで遊んだりして、自分のスペースを求めて来て、「ここだよ」と与えると、ドンドン自分の世界を自由に増やして行き、スペースも広がって行って慌て「ここまで」と決めたりもしたのでした^^。
そして今回の唯一のオブジェでもあるのかなと思っていた、針金で人間を作り、天井から吊して人間の塊にドンドンして行くと言う作品を二つ作り始めて行って、初日は、ホンの産まれた程度で塊にもならなくて、数個飾った感じで終えたのでした。
今回は、簡単な飾り付けをと考えていましたが、なかなかの時間の過ぎ様でもあり、何とか15時過ぎ頃には、お客さんを迎える形にはしたのでしたが、しかしお盆でもあるし、お客さんが来てくれるのかなと思いながら、先ずは、自分が遊ぶ場を借りたんだと、そこに、お客さんが覗きに来てくれるんだと、自分に言い聞かせながら、絵を描いたり、針金で人を作ったりして、今年の図工展も、静かに開催されて行ったのでありました^^。
この日は、誰も来ないかなと思いきや、ぶらりと来た一人の女性から始まって、五人も遊びに来てくれて、有り難く終わったのでありました。
初日は、新しい模造紙で指を切りながらも、三本の朱の樹と、墨で一枚は樹を描き、もう一枚は、墨で遊び墨の面白さを探して、何とか飾ってみようかなと言うモノを描いて行ったのでした。あとは、針金人間を増やし、画大氏も針金細工で何か作品を作り始めたりして、来て頂いた皆さんのお相手もして頂き、私は、明後日の片付けを簡単にしたいと思いつつも、ドンドン去年と同じ感じで何か作品を追加したくなりながら、21時過ぎに2008年版の初日を終えたのでありました^^。
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 8月16日(土)
二日目のこの日は、午前中に、ドラマ「コードブルー」八話での変身のため成田へと行き、終わって都内へ帰って来て、「やはりつかみは風船だ」と、100円均一で風船を買って来て、14過ぎにギャラリーへと着き、その時にはまだ誰も来ていないとの報告を画大氏より聞いて、私のこの日は、始まったのでありました。
先ずこの日にしたのが、買って来た風船を膨らまし、入り口入った場所を、「遊び場だよ」と見せたかったので、甥っ子に三色のビニールテープを渡し、「床に枠と点数を作って」とお願いして、自由に作って貰い、何もないパンチカーペットの床が、遊び場的になったのかなでもありました^^。
この日は、早速お子さんたちも来て、にぎやかになり、皆さんがぶつかっていた、針金細工が人気があったりして、ドンドン人間を作っては、くっ付けて行ったのでした。
画大氏も、ひたすらに針金で何か作っていて、甥っ子も、自分のスペースへと作品をあれこれ増やしていき、何も考えない、思いつきの子供の世界が広がる感じであり、自分もその無の状態を常に求めたいと思うばかりでもありました。
甥っ子の作品の中で、目に画ビョウを刺したのではなく、色んな色の画ビョウを目にした、画ビョウ家族と名付けられた作品が、皆の注目ではありました。
午後からは、雷雨になったみたいで、そんなこんなで静かにこの日は、終わって行ったのでありました。
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 8月17日(日)
第一回目最終日のこの日は、朝から霧雨で、肌寒い始まりであり、朝来て、先ずは、最終日の片付けの段取りをして、荷物を整理して、絵の具の乾きが気になるので、午前中に、四枚の絵に色々と追加を描き込んで行ったのでした。
又この日は、テーブルに絵の具とか塗り絵とか、色々と整理なく広げていたので、二組の親子に「お絵描き教室か何かですか?」と聞かれて、そういう広がりもありだなとも思いつつも、「まあ、自由な空間で、どうぞ遊んで行って下さい」と答えていました^^。その話しの流れで、正面の顔の質問も来たので、つい「私、俳優でして、舞台の時に」と、自分から、説明とは言え、俳優ですと言ってしまった事に対して、恥ずかしいやら、虚しいやらで、もう自分から名乗るモノかと思ったりして^^、もっともっと頑張ろうと思った一瞬でもありました^^。
私の事などは何も知らなくて、ぶらりギャラリーに来てくれた人と会話をするのも楽しみのひとつでもありますが、ほとんどのぶらりの人は、会話などなく黙って一周観て帰るのが常であり、その度に、もっと何かアプローチ等々をせねばいけないなと思ったりもしたのでありました。
午後からは、又雨も降ったりして、静かなモノで、やがてお客さんもいなくなり、甥っ子が使い終わり余った絵の具を、捨てるのがもったいないので、その絵の具で絵を描いて、始めはそれなりにいい感じだったのですが、間違った線を入れるとそこから崩れて行き、やがて無茶苦茶になり、失敗する事、自分が気に入らない絵を知る事で、自分を知り、又新たな別の自分の世界は何かを探し始める事の繰り返しが、それによって色々と描く事が、この図工展のひとつでもあるのだと思ったりもしたのでした。
そして19時頃まで甥っ子と遊んだりして、お客さんも、もう来そうもないので、ゆっくりと椅子を片付け始めて、ゆっくりと20時になり、お客さんが、いつ来てもいい様に、作品をゆっくりと片付け始めて、次の金土日での飾り付けもあるので、気を使いながら片付けて、21時過ぎまでかかってしまい、風船を捨てるのももったいないので、自転車の荷台に括り付けて何だか凄い荷物になりながら家へと帰り、第一回目の金土日があっという間に終ってしまったのでありました^^。
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次の金土日も開催するので、先ずは、自分が楽しみたいと思いながら、来て頂いた方々も楽しんで頂きたく、どう楽しんでもらおうかなと考えながら、追加の塗り絵用の絵を描き、クリアポケットが16枚分空いてるので、16枚又色々と描いて、あっという間に四日間が過ぎていったのでありました。


展0829
29,二回目の自転車で到着
展0830
30,84顔の貼付け
展0831
31,5枚の模造紙
展0832
32,45枚の絵の飾り付け2
展0833
33,セロハンのステンドガラス
展0834
34,二回目の飾り付け終えて
展0835
35,画大氏の渓と私の線遊び1
展0836
36,画大氏の渓と私の線遊び2
展0837
37,針金人間たち2.01
展0838
38,針金人間たち2.02
展0839
39,床に渦巻きの遊び場
展0840
40,床に渦巻きに線の遊び場2
展0841
41,風船で遊ぶ子供たちと私
展0842
42,風船アタックする甥っ子渓
展0843
43,84顔と色付き9顔
展0844
44,色付きの9顔
展0845
45,模造紙絵1に葉っぱを
展0846
46,模造紙絵2に赤い傘を
展0847
47,模造紙絵3に下弦の月を
展0848
48,甥っ子渓の作品たち2
展0849
49,針金人間たち2.03
展0850
50,針金人間たち2.04
展0851
51,針金人間たち2.05
展0852
52,針金人間たち2.06
展0853
53,針金人間たち2.07
展0854
54,針金人間と写真2.08
展0855
55,針金人間たち2.09
展0856
56,針金人間たち2.10
展0857
57,模造紙絵1に描き加えて
展0858
58,画大氏の作品、地笑球
 8月22日(金)
 第二回目の金土日が始まり、又朝早く荷物を自転車に積んで、やや肌寒い感じの中、ギャラリーへとやって来たのでありました。
飾り付けしている午前中に、ギャラリーの下見をしに来た一団がやって来て、私は、気にする事なく、脚立に上り、針金人間たちを吊すテグスを天井に通しておりましたが、ギャラリーを使うと言う事は、絵の会とかの方々かなと思われて、すでに貼り終えていた、正面の84顔とかとかを見て、どう思ったのかなと、ちょっと気になりでもありました。
そして今回の飾り付けは早くて、11時には、ざっと終了して、45枚の絵の題名とコメントの用紙を、第一回目は、まとめて、椅子の上に置いているだけでしたが、今回は10作品づつまとめて見易い様に横に取り付けてみました。しかし何人の人が、手に取り見てくれますか、これまたちょっぴり気になりでもありました。
今回は、塗り絵用の16枚の絵も追加して、全部で54枚になり、クリアポケットが全部埋まり、完成と言う形になりました。又、天井から吊した針金人間の高さを、第一回目の金土日の時は、丁度頭の高さにあったので、皆さんそのオブジェに気が付かないでぶつかっていて、その度にびっくりする作品にもなっていましたが、今回は、胸の辺りの高さにして、ぶつかる事はなくなり、皆さんに気がついて貰える作品になったのでありました^^。
そんな飾り付けの午前中から昼過ぎまでは、元気なお子さん二人が来て賑やかでもあり、そのお子たちが帰った午後からは、セロハンで何かをと思い、作り始めたのでした。イメージは、ステンドグラスを作ってみようかなでしたが、セロハンって言う素材は、すぐに破けてしまい難しく、綺麗に貼って仕上げるなんて事は、すぐに諦めて、歪んだ雑さもひとつの絵だと、いつものええ加減さが炸裂して、ひとつのセロハンによるオブジェ、絵が、900mm×900mmの木の枠を付けて、天井から吊し、それなりに完成したのでありました。あれにライトを当てて、壁に映して見ると言う事を、どなたかが仰って、来年は、「セロハンと懐中電灯のコラボだ!」と、思ったりもしたのでした。
金曜日のお客さんは、どうかなと思いながらも始まり、先週の金曜日よりは、少しだけ多く来て頂き、その中でも、動き出したら、止まらない四歳の男の子のエネルギーには脱帽でございました。子供たちとよく遊んでくれていた画大氏は、子供たちに群がられる夢を見たそうで、それぐらい子供のエネルギーは、無限って感じでありました^^。
 夕方からは、その画大氏と甥っ子と三人で、一人一本の線を描いて行く絵の遊びなどをして楽しみました。三人それぞれの感じ方、考え方があってなかなか面白い試みでもありました。来年は、多くの方々と、「レッツ一本の線バトル」で、絵を作って見たくもなりました。この日はその他、針金人間を又作って追加していき、そのオブジェは、カラスが、針金ハンガーを集めて作った巣みたいに段々となっていき、去年もふらり来てくれたある若者が、その針金人間たちを見て、「これ何?」と無意味な質問をしてから、「絵はちゃんとしてるのにこれはゴミですね」と感想を述べてくれたのでした。確かにカラスと同じでゴミと見る人もいれば、面白いと見る人もいて、その人の感性の在処が見える様な針金オブジェであるのかなとも思い、暇さえあれば、バランスを見ながら、針金人間を作って追加していき、二回目の初日も、終わって行ったのでありました。
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 8月23日(土)
 この日は、朝からパラパラの雨の中、急いでやって来て始まり、先ずは、第一回目の二日目に甥っ子がビニールテープで点数を作った「遊び場だよ」スペースに、今回は、自分で床に絵を、何かをと思い、遊び始めて、ビニールテープで先ずは渦巻きを作り、そしてそれに対して、より広がりをと目指し、子供の遊び場に、赤と青のビニールテープで、ささやかな何かを作ってみたのでした。
 そして次に、この日に作ったのが、人相書きの顔にそれぞれ違う色を付けて、3顔×3顔で九顔並べて貼ってみる事でした。それらに木を上下にいれるだけで、凧に見えてしまい、セロハンの作品も同じであり、細い棒で枠を作ると凧になってしまい、作品と言うよりも民芸品になっていた感じでもありました^^。
その九顔凧作りが終わり、針金人間を作ったり、模造紙四枚への絵にそれぞれ、葉っぱを描き入れ、傘を描き入れ、緑の三角を描き加えて、のんびりと終了時間まで楽しんだのでした。
この日は、21時前にお開きにして、一階に上がり外へ出たら、雨であり、これは、本日もお客さんは、来ないわなと思いながら帰り、二回目の土曜日も終わったのでありました。
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 8月24日(日)
 あっという間にやって来てしまった、2008年図工展の最終日であり、この日も小雨が降っていて、朝、ブラリの方が来てすぐに帰って行き、それを見て「私の図工展って何だろうね」と、ふと、思ったりして、去年も同じ事を思い、感じたなと振り返り、この会は、絵を売る訳でもなく、ただ「観て下さい、遊んで下さい、のんびりしていって下さい」と言うだけで、何もなく、それだけではありますが、ふらりのお客さんへも折角の機会だから、何かアプローチは出来ないモノかなとついつい考えてしまい、今回は、正面の84枚の顔に、そのヒントがあった様でもあり、ない様でもあり、去年の絵本よりは、何かをアピールしていた様な感じではあり、そんなこんなを思う最終日でもあったのでありました。
 そして最終日の午前中は、ひたすらに四枚の模造紙とにらめっこしながら、何とか絵になる様にと描き加えて行って、先ず一枚目は、葉っぱを整えていって、絵が壊れて行かない様に丸に線を追加して行きました。赤い傘を描いた一枚は、これ以上は、追加の絵は思い出て来なくて、赤い風船よりは、傘の方が少しは物語が出るのかなと思いましたが、もっと面白いモノを空に飛ばせたかなと、今は、又思っています。朱に丸と朱に三角に、昨日緑の三角を追加して、最後は、黄色の下弦を朱の三角の上に描いて見て、どこかで見た様な絵にもなってしまいましたが、次への何かの刺激にしたいかなと、今、あの絵を思い浮かべたりもしています。そして左手による殴り描きの赤いモノたちに、何か追加をしたいと、にらめっこをより強めていきましたが、今一つ脳みそには飛び出して来なくて、何とかそれぞれにハイライトを作ろうと赤をぼかし始めて、それぞれを飛び出す様にする事のみで、あの絵は終わったのでありました。
「一人一本の線バトル」は、二周だけ三人で又対決をして終わり、これには完成などはないので、中途半端な感じではありましたが、よしとして、今回の四枚の模造紙+1枚の模造紙の描き加えは、終わったのでありました。  後は、雨のため、ぶらりのお客さんもなかなか来なくて、私は、甥っ子が作って遊んでいらなくなった針金で、何とか人の形を作り遊んで、のんびりと過ぎて行った最終日でありました。甥っ子は、自分のエリアへの飾り付けが飽きたのか、作品が増えて行く事はなくなり、ネタがないと言い訳をしながら、作品作りも第一回目の最初の三日間だけで終了してしまった感じでもありました。画大氏は、前回は三日間針金細工を作り、今回の三日間は、絵を描いて楽しんでおり、色合い等々が綺麗との評判を獲ってもおりました。そして私は、片付けの時間まで、何をしていたのか、次回の開催の事を考えていたのか、入り口に、「ご自由にどうぞ」を、やはり書くべきだったのかなとか、ぶらり入って来て、すぐに去って行く人を見て思ったりしながら、何だか、うろうろしていた様な気がしますし、まだ何か遊べないかなとも考えていた様な気もします。
そんな感じで過ごしていますと、やがて片付けの時間も近づいて来て、終わりを開始するのが、何だかしづらくて、でも時間は来てしまうのでとゆっくりと片付けを始めて、最終日ゆえか又何人かの方々が、その時間までいてくれて、片付けも手伝って頂き有り難く、去年は、私一人で片付けを始めましたが、今年は、画大氏と甥っ子もいて、作品も少なく片付け易くなっていたので、割りと早く片付き、すべてがまとまるまでには、もうしばらくかかりそうだったので、残って頂いてくれている皆さんには、何だか申し訳なく思い、挨拶をして、何だか追い出したみたいになって、これまた申し訳なくも思いましたが、皆さんのお帰りを見送って三人になり、残った三人で何とか最後をまとめて、係の人に鍵を渡し、地下の展示ギャラリーを後にしたのでした。地上に上がると、雨らしい雨が降っていて、そんな中、何とか自転車に作品たちを積んで、甥っ子とトランクルームへ向かい、去年は一人で台車ゴトゴトで23時過ぎの終了でしたが、2008年図工展は22時過ぎに、甥っ子と雨の中で無事に終了したのでありました。
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展0859
59,模造紙絵4にぼかしを
展0860
60,紙飛行機を作ってる私
展0861
61,画大氏の渓と私の線遊び3
展0862
62,画大氏の渓と私の線遊び4
展0863
63,使った針金で人と犬
展0864
64,使った針金で人型オブジェ
展0865
65,針金人間たち2.11
展0866
66,針金人間たち2.12
展0867
67,並んだ5枚の模造紙たち
展0868
68,まとめられた針金人間たち
展0869
69,出発前の荷物と私と渓
展0870
70,出発の荷物と私と渓

何枚かの写真は、きょんさんから頂いた写真を使わせて頂きました。有り難うございました。


 八月のこの週末は、雨ばかりではありましたが、そんなこんなで二回目も図工展が出来ました。最終日片付けを手伝って頂いた方々、本当に有り難うございました。そして今回も図工展へ遊びに来て頂いた方々有り難うございました。六日間参加ヘルプしてくれた山崎画大氏にも感謝でございます。甥っ子の渓にも、何かプラスになっていたら嬉しい限りでございます。
皆さんの、来年も、との有り難いリクエストもあり、来年の九月は、秋のゴールデンウイークもあり、又違ったお客さんも来てくれるかなでもありますし、今回の様な金土日開催も気軽で、ありだなとも思いますし、夏休みは、時期的にどうなのかなと、皆さんのご意見ご感想をより多く求めながら、この一年を過ごして活きたいかなと思いますが、又この一年が早く過ぎて行きそうでもあり、あっという間に三回目図工展のお知らせの時期になり、はたしてその来年の夏頃は何をしていますかなと楽しみにも、すぐなってしまいます^^。そんな来年の私の仕事、変身の事を妄想する事より、今は、第三回目の開催への事であり、来年三回目が開催されますと、第四回目も、五回目も、毎年一回は、仕事との関係を考えながらも、恒例の開催へとなって行きそうでもありますが、先の事は、全くのわかりませんし、気負う事なくのんびりとお気楽に、この一年を、又あれこれ考えながら過ごして活きたいと思います。皆さんと楽しむ会でもありますので、ご意見ご希望は、遠慮せずにお聞かせ下さいませ。そしてモノモノの機会が合いましたらと言う感じで、第三回目が開催されましたら、どうぞ又皆さん、お気楽に遊びに来て下さいませ。宜しくお願いします。
そんな第二回目の図工展を終えて、回顧しながら長々と書き連ねた大きな声の独り言で、やっとアップ(10/12、深夜一時)出来た独り言でございました^^。 それでは皆さん、又でございます^^。


日時:8月15日(金)〜17日(日)、8月22日(金)〜24日(日)

場所:なかのZERO本館、地下2階、
   展示ギャラリー

時間:9:00〜21:00

ご来場者数:86名ほど

有り難うございました。
次の開催が、いつなのか、あるのかどうなのか、やはり判りませんが^^、
又の際は、皆さん又お気軽にご来場して下さいませ^^。


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