楽屋 楽屋保存版(7)
Ana-Ken's relax sub-room No.7
2000.08.20 〜 2001.01.31
あなけん業界用語辞典^^
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2001/01/31 〈[71]裏話編:「悔しいやくざな侍」〉
2001/01/16 〈[70]裏話編:「初日から無礼講?!」〉
2000/12/25 〈[69]裏話編:「キスシーン」〉
2000/12/14 〈[68]独り言編:「今年もクリスマスカード」〉
2000/11/21 〈[67]独り言編:「誤解しないで(^^;」〉
2000/11/02 〈[66]独り言編:「10月は神のいない神無月でした」〉
2000/10/05 〈[65]独り言編:「欠かさず見ているテレビ番組」〉
2000/09/12 〈[64]独り言編:「ついに帰国です」〉
2000/08/20 〈[63]独り言編:「バナナの木」〉

2001/01/31 〈[71]裏話編:「悔しいやくざな侍」〉 戻る
 一月も終わろうとしている今日この頃、冬のひととき、寒さの続く折り、2001年の春はまだ遠き日々、如何お過ごしでしょうか? 私は、二月の舞台の稽古も本格化したかと思うと、もう数回の稽古で本番初日だと言う感じで、楽しみドキドキと言った感じです。 今までとはちょっと違った感じの芝居の作り方に、楽しんでいる毎日であります。 そんな稽古の合間に、一本のドラマでの変身があり、京都へ四日程通いました。今回は一年ぶりの松竹京都の方で、時代劇で、始めの方に出て来る、 金で人殺しを頼まれて失敗する貧乏浪人役で、意外と静かに楽しみましたが、撮影がラストの日、雨の中、雪を恐れての強行で撮り続けての立ち回り、 台本にはそこそこの腕前と言う感じだったのですが、殺陣師の方の案が弱いと言う感じで、私とのズレがあり、ひたすらに刀振り回すと言った感じで、 やくざの様な感じで、どうも私もやくざっぽくなってしまっての、侍の殺陣にはならず、しっくりこぬまま、終わってしまい、 へたくそ^^のレッテルを貼られての悔しい最後^^だったかなと、又是非侍をとの訴えをしながら帰京し、次回京都へは又一年後^^なのか、 いつなのかと、次回の殺陣からは自分らしく演ろうと思うばかりで、やや引きずりながら、舞台へと気持ちを切り替えての先日でありました。 これは一役者の悔しさを自分の記憶に納め、前を向くための、よく口にする独り言でした^^。 そして今回の舞台は、四景モノで、そのうち私の出番は一景と四景で、二景と三景はひたすら見学者で楽しんでおります。 内容はまげモノで、見てのお楽しみと言った感じで、全て終わってからか、見ていただいた方の感想等でのご報告をと言うことで、宜しくお願いします。 台本が身体に入って来だしたこの頃、激しくなっていくだろう皆さんの自由さに負けないように、役を楽しむ事を肝に命じて、 又のご報告を。ではまた皆さん、ごきげんよう^^。

雨が雪 変わると心 盛り上がる 景色を変えし 雑念変えし
微妙なる 自信信じて 揺れ動く 人間素直 人間俯瞰
如月よ 春待つ月よ 我が月よ 意識する月 又遭い感謝^^

2001/01/16 〈[70]裏話編:「初日から無礼講?!」〉 戻る
いよいよ、始まりました。一年半ぶりの舞台の稽古、その稽古により今年が、今年の変身が始まりました^^。 軽演劇と言う舞台での変身で、この私は大衆演劇を経験しておりますが、四十年近く喜劇を演ってこられた伊東四郎さん、 小松政夫さんの元、どの様なモノになるのでしょうかと、ドキドキの感じで始まりました。初日顔合わせで、伊東さんが、 初日から無礼講で参りましょう、と言って下さっても、舞台上では無礼講に出来ても、普段はなかなか無礼講には出来ないぞー^^、 と思いながら、初日みんなで本読みをし、次の日衣装合わせで、いきなりの荒通しと言う、 ざーっと芝居を通して演っていきましょうと、四幕の内、一幕と二幕を演り上げて、そして小松さんがコマ劇場での公演の最中で、 伊東さんも忙しく、19日までお休みになり、再会の19日に、三幕と四幕を演る予定で、その稽古二回目で稽古終わるだろう^^ と言う笑える雰囲気が出ていまして、冗談ではあるのでしょうが、軽演劇、喜劇とは難しくも楽しく即興性が大事で、 あまり稽古するとダメな部分もあるのかなと、正味本気の稽古は本番10日前ぐらいからではないでしょうかと、 それまで楽しみながら気軽に創っていくのだと、私にとっても根本は変わらないのですが、違った意気込みが新鮮で、 難しくも楽しんで稽古をと今は思っております。そしてギャグの世界の笑いは強い^^と感じつつ、ではでは、 次回の報告は本気の稽古後か初日辺りでしょうか^^又それまで飛び飛び三日ほど京都への変身もあり、 その話もあるかもしれませんしと、思っております。寒さも本気になって春までもう少しあると思いますが、 暖かくして楽しんで参りましょう。では又^^お元気に。

新たなる 今年始まり 楽しみを 待つより探し 見つけて遊ぶ
寒き日々 震えて空の 様子見て 冬の将軍 春には笑顔?^^

2000/12/25 〈[69]裏話編:「キスシーン」〉 戻る
 クリスマスイブの昼、放送された20分ドラマ、正味は15分程でしたが「史上最悪のデート」Vol.4、 まだ放送がこれからのところもありますが、どうぞお楽しみに^^。 そしてこのドラマで、私の役者人生に於いて決してないだろうと思っていたキスシーンがありました。 最初で最後の^^まさにフャーストキスシーンでした。それも二十歳の青年と、エキストラに来ていた女性が「ショック!!」と呟いていて、 ファンの方々にとってはショックなシーンでございましょう。この場を借りまして、お詫びすることもないのですが、お詫び申し上げます^^。 テストでは唇は触れず、真似だけで、本番だけのキスだったのですが、三回もありました。青年の最後の泣きそうな顔は、 テストではなかなか難しい感じでしたが、本番で唇が触れるとすぐにあの悲しい顔になったと言う話でした。 二人とも嫌がっても照れても始まらないと言う事でなのかキスに対しての反応はせずに、淡々とキスシーンは進んでいきました。 その日23時までの撮影で、芝居のテンションのまま帰り寝たのですが、寝れず、又キスの感触が唇に残っていて余計眠れませんでした^^。 と言う個人的なドラマの裏話でした。そして翌日から三日間、今年ラストの変身を、単館上映の映画での変身で、 関西の広告代理店の営業部の一人、台詞二つ程だ楽しもうと思っていましたが、衣装合わせの時に監督に、 普通に淡々とお願いしますと言われて、私の考えを知っていたかの様^^で、判りましたと言いつつも、 別の形で楽しもうと思いながら今年を終えようとしているわけです。今年の振り返りは一瞬で、もう来年に向けて舞台の台詞を覚え、 来年も、いつもと変わらず楽しもうと、その気持ちを増幅広げ大きく膨らまして元気いっぱいで参りますかと、 アクティブ アクティブ、前に前にで楽しんでいこうかなとしつこく^^思っております。それでは皆さんもお元気に、 又来年もどうぞ宜しくお願いします。ではまた。

今世紀 最大晦日 呼び遊び 特別なのか いつもの夜明け
好きな空 晴れて切なく 凍る空 悲喜こもごもの 思い出空かな
さあ行こう いつものように 人として 深く息して 口角上げて

2000/12/14 〈[68]独り言編:「今年もクリスマスカード」〉 戻る
今年もこの季節がやって来ましたと、又皆様に変な英語を、今年は簡単って感じですが、恥ずかしながら書いてみたいと思います。

Happy holiday !!.
How are you ? We are very fine.
In tokyo ,very cold this winter now.
This year, my job was very enjoy by movie and tv.
This year start one movie "White Out".This movie is big dam occupy by activist
s.I killed soon by activists at snow mountain^^.
And this summer one more movie "MURUDEKA" mean is independense,
this summer I stayed 40days in indonesia jawa island ,
My character is a no returned japanese soldier took part war for independense,

my last sean I died agein^^.Jawa island was very good place,
carefree and prices are low.I think go back agein to jawa island ,
and next time Bari island too.Early next year I will go on stage ,
and I am enjoy my life new year too.We hope you are keeping well.

とまた無茶苦茶の英語で今年のクリスマスカードをウィスコンシンのファームへ送りました。 果たして今年のこのカードでどれだけのことが伝わるのだろうかと毎年の事ながら笑えます。 しかしこの季節が今年も来たのだと、早かったかなと思いながら、今年をちょっと振り返り、 やはり今年は、刑事部長、恋愛教師^^、駕篭かき等などありましたが、映画で始まり映画で終わると言う感じで、 年末近くにも出番も少しで、単館上映の映画ではあるのですが、映画での変身もあるので、 映画で終わるという感じで、来年も頑張ろうであります^^。又それは報告出来ればご報告を。 そして後今年も二週間ちょっととなりまして、まだまだ残りも多いに楽しまなくてはとついつい盛り上がってしまう、 私でありました。ではまたご報告を。

走る道 桜並木よ 別の顔 朱黄枯葉舞うて 我足止まる
あせあせと 走る気持ちに あせは無し まだまだ悟り 遠くて若し

2000/11/21 〈[67]独り言編:「誤解しないで(^^;」〉 戻る
 ジャワ島から戻りまして早二ヶ月ちょっと、髪の毛も辛うじて撫でれる程の長さにやっとなりまして、 ようやくの久しぶりのドラマ、変身で、それはアイドル歌手のマネージャーへの変身でございました。 今までマネージャー役は何度か演ってはおりますが、今回は、冷たく嫌な感じの男でございまして、 衣装もやくざっぽい感じで、監督にやくざっぽくにはならないで下さいと言われ、「心得ました」と心で呟くも、 撮った後チラッと画面を見ますると目つきの悪い、やくざさん?が映っていました。 それ以降何とかやくざさんにはならない様にと楽しんだのですが、いかなる感じでしょうか?と放送が楽しみです。 それとただ一つだけ、役の男がとったある一つの行動が余りにも酷すぎると、それはあくまでも役の男がやった事で、 私はあんな事はするわけもなく、誤解されるのではないだろうかと、心配になるほどでありました。 誤解と言えば一つ、人間は知らないところで誤解、思い込まれている事もあるかも知れないと、先日ロケで、 駅まで私を迎えに来てくれる車が、渋滞等々、ものもので、一時間も遅れまして、現場に到着し、 私を待っていたスタッフに対して私は、遅くなりましてすいませんではないだろうしと「おはようございます」と元気に入って行ったのですが、 何だか連絡が言ってなかったのかなと、私が遅刻したとの噂があった感じで、これは知らないところで誤解が育まれて^^?いくかも知れない、 今回は思い過ごしだけなのかも知れませんが、ちょっと気になる、何だか怖い、人と人、何で勘違いが起こるか判らないと言うお話しでした。 でも自分が正しければもし誤解されていても、いつかは何とかなるのだろう言う思いで、自分を納得させています。 そんなこんなで、久しぶりの変身を終え、次の日は大阪弁の国税局査察官の役で、あっと言う間の変身で、 次の変身は果たして何で有るのでしょうかと、師走へ向けて多いに走っていきたいと思う、寒さに負けない楽しむ私でありました。 又の独り言、ご報告をお楽しみに、それではお元気で。

秋歌う 日に日に寒き 冬の歌 新たな冬を 春まで歌う
秋風に 黄色輝く 街路樹と 青空重ね 時を楽しむ

2000/11/02 〈[66]独り言編:「10月は神のいない神無月でした」〉 戻る
 今年の秋は、雨と晴れ、晴れと雨と、毎日交互にやって来て寒く、毎年そうだったのかなと、 私の記憶は、新鮮で、生まれて初めての秋という感覚になっております^^。 去年の今頃10月は、京都の秋を、満喫する事もなくチャンバラをしておりましたので、 特にそう思ってしまい、こんなにのんびりと空ばかり見つめている10月はなかったのだと、 一昨年は、舞台で銀河を見つめてましたし^^、その前は京都で又チャンバラをやっていましたし、 坊主頭になって、髪の毛と秋の空ばかり見つめていたのは、ここ数年なかったのかなと手帳を見返して、 そうかそうかと、懐かしくなっておりました。しかし金木犀は毎年香り、うろこ雲も毎年大空に広がって、 毎年変わらぬ切なき秋の情景の10月であり、懐かしく過去帳を見るよりも、今は明日だと思い始めて、 そろそろ髪の毛も伸びてきましたし、もう11月ですし、今年も後二ヶ月ですしと、 別のテンションはいつも常に高かったのですが、芝居のテンションがやはり刺激となり、 私の中のモノ作りへの相乗効果も生み出してくれるのですと思い始めました。 そしてその来る役は、運、神のみぞ知るなのかと、じっと待っている感じで、なかなか来ないのは、 神のいたずらか、気まぐれか、飾っている三体の招き猫の向きが違うのか、 インドネシア神の国で何か失礼があったのか^^、と神に余り頼らない私が、あれやこれやと考えて、 この10月の秋になよっと黄昏ていましたが、10月は神のいない、神無月でしたと、変に納得言い聞かせて、 楽しく参ろうと脳に刺激を贈った、10月晦日の朝の、まさしく独り言でした、丸^^<。 では又皆さんお元気で。

風探す 探さなくても 風に乗り 金木犀よ 毎年香る
うろこ雲 心広がり だから好き ちっぽけ我に くれる絵心
霜月と 響きに冬の 準備かな いやまだ秋を 深く楽しく

2000/10/05 〈[65]独り言編:「欠かさず見ているテレビ番組」〉 戻る
 インドネシアから帰国しまして半月が経ち、髪の毛は元の長さにはまだ戻らずに^^、中途半端な髪型で、落ちつきはなく、 自分の中もインドネシアでの日々によって、刺激されたのか、何かを新たにと呟き続けていて、落ちつきを保てないでいる感じのこの半月ではありますが、 その間中、テレビッ子の私がひさすらに溜めて録っていたビデオを見続けて、ようやく観終わろうとしています。 そしてこれだけの量を観ますと、何だか偏っていて、私が観るテレビ番組をこっそり呟く事によって、私の人となりが見えかくれする?^^ のかなと、思いつつ、何か面白いかなと思いましたので、こっそり書いてみますです。 ドラマは私が出ていないと観ないんですが^^、今回は三谷幸喜氏のドラマがあり、三谷ドラマはいつも楽しく観ているわけですね。 さてさて、関東地区だけの番組もありますが、月曜日から、世界まるみえ!テレビ特捜部、日本のよふけ(深夜)、万物創世記、笑ってこらえて、ゲームWAVE(深夜)、 いろもん(深夜)、たけしの誰でもピカソ、さんまのまんま(深夜)、探偵ナイトスクープ(深夜)、テクノ探偵団、出没!アド街ック天国、 美の巨人たち、本ビニエンス(深夜)、所さんの目がテン、あっぱれさんま大先生、100人の20世紀、特命リサーチ200X、電波少年と言った感じで、 私の人となりは見えそうにありませんが、その他、ニュースステーションはかかさずで、競馬関係と科学芸術関係、本能でCHを合わせるものも、 よく見ますと言う事でございますね。何だかホント、テレビっ子と言われそうですが、別にテレビオンリー、テレビ崇拝者^^ではありませんので、宜しくです。 皆さんは毎週欠かさず見ているテレビ番組はございますか?こんなにはないですよね^^。では又皆さんお元気で。

秋をみて 記憶探りて 時逃れ 我に蠢く 我を捜して
神頼み その神、留守の 神無月 天を見つめて 地を歩む我

2000/09/12 〈[64]独り言編:「ついに帰国です」〉 戻る
 まもなく、ついに帰国です。一ヵ月ちょっと、43日間の、インドネシア滞在、何だか早かった、 あっという間の43日間でした。今思うと、お土産をひたすらに見て周り、考え、買って楽しんで、 その合間に、ジム、プールで日光浴、撮影ないとする事もないので、欧米型のまさにリゾートバケーションと言うものを体験した心地でした。 全くののんびりモードで、その合間に日本兵になり、笑って、叫んで、考えて楽しんでいた様に思います。 そして今、いざ帰るとなると、もう少しいたい様な、もう日本に帰りたい様な、複雑な思いで生きてます。 今回も数々の思い出は、人と人とのふれあいで作られていきました。こちらの人達の気さくな表情、 目つきの悪いいじわるそうな人はいませんでした。いや、何人かはいたかも知れませんが、 少なかった様に思います。顔がジャワ人^^と言われた私だからなのか、日本人だからなのか、 気さくに微笑みかけてきて、話しかけてきて、まずは知り合い友人になろうとします。 我々日本人も気軽に微笑み合えれば、もっと楽しくなりそうなのにと思ったりもしましたが、 今だけでしょうか^^。世界遺産の観光地も、何か朽ち果てをゆっくりと覚悟しているかの様で美しく、物悲しくて、なかなかのものでした。 観光地での、裸足の子供達が日本語で「全部で千円、足元気を付けて下さい」には切なくて、 参りました。いつから覚えたのか、その日本語だけをひさすらに連呼する子供達、日本人ってなんだろうと思ってしまいました。 又、六平(むさか)さんとプランバナンへ行った時、観光で来ている日本人のおばさんに、 こちらはスタッフの方?と言われた時は、「頑張ろうっと」とおばさんの目を見て叫んだ^^事を思い出します。 夜毎坊主頭の男達で飲み明かし、映画の事、日本のこと、こちらの女性のこと、きりもなく話したのを思い出します。 壮絶?な死を撮り終えた翌朝、朝食の時、監督に「昨日はありがとう」と言葉詰まり涙ぐまれて、 驚いたのを思い出します。日本が一人一人死んでいくのが悲しいと前に言っていて、 監督に「サンシャインボーイズ、たっぷり芝居しないで、間を縮めろよ」とよく言われていたこの私は、複雑な思いで、その監督の気持ち、 日本兵の悲しみが、完成した映画で皆さんに伝わればと、今は願うばかりです。待ち時間色々と考えた撮影での日々、 初めて訪れた暑き異国での日々。同じ空と同じ人、同じ夕焼けと同じ風、思い出はやはり43日分あって尽きません。 日本語で話しかけるべちゃの男エリー35才、日本が好きなバレンバンのナース見習いアネスとラニー、 自転車を貸してくれたホテルのレンタカーの運転手カリオノ、美味しくて皆が毎晩の様に行った隣の中華屋の面々、 ロケ地とかであった地元の子供達の眩しい笑顔、ホテルサンティカの気さくな従業員達、共に戦い遊んだ、若き日本兵達、 殆ど休みなく撮影を続けたスタッフの方々、等など今回出会った多くの人達を大切に記憶にしまいながら、忘れられないだろう2000年の夏を、 時折思い出し、休みすぎたからもう休みはらないと、別の新たな芝居がしたいと、神々の住むこのインドネシアの山と空に願いをかけながら、 久しぶりの日本へ帰ってみたいと思います。英語とインドネシア語をしばらくは口癖にし、ペースの違う日本での生活に戸惑いながら、 又始まる楽しむ生活の流れに乗っかりたいと、今は思うばかりです。それでは、きりもなく書き続けそうなので、このへんで、ひとまず皆さんお元気で。 尚、ジョグジャカルタに旅行される方で、何か情報を、の際は、どうぞ、ご一報を^^。

ムラピ山 姿見ゆるは 稀なこと、富士に似た山 神宿る山
二千年 夏を過ごした ジャワの日々 ふとした時に 微笑み返して
髪の毛よ 伸びろ伸びろと 頭撫で、日の数ミリを 鏡見て待つ

2000/08/20 〈[63]独り言編:「バナナの木」〉 戻る
 皆さん、スラマッ パギ(おはよう、10時まで)シアン(こんにちは、15時まで)ソレ(こんにちは、日没まで)マラム(こんばんわ、夜で、去るときも)の挨拶を覚えての、 インドネシアの生活が始まり、徐々に慣れ初めている私かなと言う感じで、もう三週間も滞在していて早いと感じながら、 まだ三週間も滞在するんだと知り、美味しい空気ときれいな水が、日本食よりも今、ひたすらに恋しい今日この頃でございます。 こちらの物価の嘘のような安さに驚くも、それだけの感じで、やはり日本が一番の様な気もしながら、 この国、この町の郊外、田舎で日本兵になっての撮影を、何とか楽しんでおります。 一日の出番が少なくて、暑い中、なんだか見学者と言った感じではありますが、人を見て、役者は芝居をしないとと、 芝居がしたいと思いめぐらしながら、日々勉強、体験経験と多いに楽しんでおります。 これから後半に入り、戦闘シーンもあり、気合いを入れて楽しまなくてはと思っております。 ちなみに日本との景色の差は、バナナの木だと、先日気がつきました。バナナの木がなければ日本の田舎と言った感じです。 又この国の歴史を知ると、なかなか深く、独立もつい最近の話で、残留日本兵の本などを皆で、 回し読みしながら、胸が詰まる思いで、今回は余り日本兵には触れられていませんが、 愚かな戦争が作り出した数々の悲しい日本兵のドラマがあったようです。これからの後半戦も色々とあるのでしょうから、 多いに楽しまなくてはなりません。しかし慣れていないインドネシア語は、なかなか覚えられなくて、英語が通じない人とは、 にこにこと笑っているだけで全く先には進めません。言葉は必要ないと言いますが、やはり必要です。 一人で通りを歩く時、背後にも気を持ち続けながら歩いている、なぜか緊張感たっぷりのこの町から、 でも気さくな笑顔も皆が持っている感じのこの町から、又ご報告が出来ましたら、 したいと思います。書き出したら、空港に到着^^からの話になりキリがありませんので、 この辺で。それでは、皆さん残暑お見舞い申し上げ、元気に楽しくお過ごし下さい。^^

異国だと 町を歩けば 感じるが 何も変わらぬ 同じ人間
この国の 子どもの笑顔 そのままに 記憶にしまい 我に帰して
テリマカシィ 貰う上げるが ありがとう返す言葉が お互い様ね(サンマサンマ)

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