楽屋 楽屋保存版(5)
Ana-Ken's relax sub-room No.5
2000.02.06 〜 2000.04.18
あなけん業界用語辞典^^
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2000/04/18 〈[55]裏話編:恋する教師と感謝の刑事部長〉
2000/04/01 〈[54]独り言編:4月ですよ皆さん^^〉
2000/03/17 〈[53]裏話編:「はみだし刑事・情熱系」ロケ〉
2000/03/06 〈[52]独り言編:本気の冬の京都〉
2000/02/24 〈[51]独り言編:京都へ行って参ります〉
2000/02/18 〈[50]独り言編:一人大声を出してきました〉
2000/02/06 〈[49]独り言編:もうひとつの誕生日〉

2000/04/18 〈[55]裏話編:恋する教師と感謝の刑事部長〉 戻る
 「伝説の教師」なるドラマの第三話の撮影が終了しました。私は日本史の教師の役で、 二年生の女子高生と恋に陥ると言う、今までに演ったことのない様な役で、 どこか情けなく真面目なだけの男の、どこをその女子高生は好きになるのかを考えながら、 何とか、何かあるんだろう男をと、頑張っていました。また日本史の先生である私も、 女子高生に恋をするわけで、不器用な役者である私は普段から、 恋モードに入っていないとと思い、恋についていろいろと考えていると、段々せつなく、 せつなくなってきたりして、次の撮影までには2週間も空いてしまい、ずっと二週間もせつなくは、 心地よくも重く苦しいなと、思っていた所へ、7月からのドラマ「京都潜入捜査官」での変身が入ってきました。 刑事部長の役で、キャリアで、私をこの役でキャスティングする、思いつく人はそうはいないと、 私も嬉しくもそう思い、そう言ってキャスティングをしてくれた方は、 トップページ等の写真を撮って頂いた、テレビ朝日のプロデューサーの中島豪さんでありまして、 感謝感謝ではございます。しかしまだ、なかなか役のキャラクターが決まらずに、 どんな人間を選択しようかと、迷い考えつつも、もう第一話の私の出番の撮影は終了してしまい、 数少ない出番ですから余計に、楽しまなくてはと思い、早く役の人間をまとめていきたいと思っています。 徐々にまとまり、見つかりつつはあるものの、しかしその為には芝居をしながらの方が見つかり、 まとまるもので、早く早くと次の撮影へと、もったいなくも時計を早めているように思います。 そしてそんな中、二週間後がやって来ての、せつなさの復活でした。 多くの人の前で「愛してます」の台詞が慣れて無く、どこか恥ずかしくて、先生と生徒の恋物語?^^ が皆様にどう伝わるのかが気になるところでございます。そして撮影が終了しますと、 その恋はあっさりと「お疲れ様」で終わったのでした^^。 「伝説の教師」は主役の松本氏の怒りがテーマと言った感じで、私の役も怒られたのですが、 早朝撮影終えて、帰って寝たのですが、頭の中ではいつまでも松本氏に怒られておりました。 そして起きた時は左腕が痛かったのですが、殆ど座っている芝居だったのに、 「さて、どこで痛めたのでしょうか?」、などなどと楽しみながら、ちょっと脳を空っぽにして、 次の京都への楽しみへと、気持ちを盛り上げていこうと思うばかりであります。 それではまた、いつの日にか^^皆様お元気で。

群(ぐん)と咲き 今年も桜 ささと散る 愛でて魅せるは 鮮命からか
恋は言う 架空の恋も 恋は恋 恋を抱けば 人は優しい^^
いつまでも 笑顔が残る せつなさよ それが恋だと 人は楽しむ^^

2000/04/01 〈[54]独り言編:4月ですよ皆さん^^〉 戻る
 春、4月です。今年も桜の季節でございます。ようやく東京も開花を始め、そして上京の季節でもあります。 私は今年で38才になり、思えば、東京にやって来て20周年であるのです。 20年と言う年月が経ったとは思えないのではありますが、20年なんです^^。途中アメリカに二年弱、 大衆演劇ドサ周りで二年程、計4年程東京を離れはしましたが、20年でございます。20年とは、 生まれた子供が成人する年月であるわけですから、長い年月なわけであります。一昨日共演した学生役の18才の女子高生は、 まだ生まれていないのだと、笑った会話も起こるほどの年月であります。しかし、私は関西もとっても好きなんではありますが、 今や兵庫県で暮らした時間を追い越してしまい、これからもずーっとこの大都会にいるのだろうし、 多いに楽しんでいるだろうし、今は20年が経ったのかと言う思いだけで、別段の変化も余りなく、18才の頃を思いだし、 大して変わりもしてなくて、運良く好きなことだけで、今生きていけてる事に感謝をし、まだまだこれからだと、 18才の頃の熱だけを思いだし、キープしつつ、「生きていくぞー」と思った、花咲く季節、実は私は花が好きなんですが、 花々の色に心揺さぶられ、先日貰った花束のチューリップが蕾から花開き、昔、球根から育てて、 芽が出て綺麗に咲いたチューリップを思いだしたり、その時生きている物を目にし実感して喜んだ事を思い出しました。 そんな花々の嬉しき命の声が聞こえてきそうな、花咲く季節の春の心地よい午後に呟いた、東京生活20周年を迎えた男の、 ほんの独り言と言う事でございました^^。ではまた。

名札なき しだれ群咲く 白き花 至る所に 咲きて楽しむ
線路脇 揺れる菜の花 一色で 陽を受け放す 風の輝き
南から 順に花咲く 日本かな さくらさくらと 待つ春祭

2000/03/17 〈[53]裏話編:「はみだし刑事・情熱系」ロケ編〉 戻る
 一つのドラマの撮影が無事終了しました。
今回のドラマは「はみだし刑事情熱系」の最終話24話、2時間スペシャルに、 なかなかの役で出たのですが、難しいから余計楽しいって感じでした。 役は暗めの役かなとだけお伝えして、詳しい役の内容は見て下さいと言っておきます。 今回のドラマの私の出番は、下関ロケから始まりまして、ひたすらに役で、 金子みすずの詩を口ずさみ、海を見つめていました。下関と門司は、初めての地で、 本州と九州と言う別のイメージがあったのですが、あの二つの街は、 関門と言う一つの街のような感じで、関門海峡もあんなに狭いとは知りませんでした。 そしてその海峡をタンカーとかの大型船が連なって航行する様は、長閑で、 天気も良かったので余計、絵になっていました。そして二日目は壇ノ浦だ、巖流島だ、 と知っている地名に喜ぶ中、初めて耳にした、六連島でのロケ。 その島始まって以来のドラマの撮影とあって、島中の人たちが集まり、 本土からは親戚一同が集まり、みなさん色紙をぶら下げての興奮でした。 スタッフの「そこからそこまで写りますので、こっちに移動して下さい」の声に素直に従ってくれて、 その度に一団がゾロゾロと移動していました。又「O.K」の声が掛かる度に、 パチパチパチと自然発生的に拍手が起こり、素朴さを感じ、出演者は皆初めての経験で、 嬉しく微笑んでおりました。私は出番を待っていても、初めは気づかれなかったのですが、 やがて視線が止まるようになり、「名前は判らんが見たことある」と、 サイン色紙が集まって来ました。近くにいた全く私の事を知らないおばーちゃんまで、 縁起物と言った感じで、私のサインを貰っていたような感じでした。 今頃家のどこかに飾られているのかどうなのか^^有り難くも嬉しくも、照れまくっていた、 私でありました。タイミング的にサインが出来なかった方もいて、申し訳なかったとも思いました。 そして東京に戻ってきて5日後、三浦半島の荒崎で、追いかけられて、崖から落ちるシーンを撮り、 春の穏やかな海に心豊かになり、以外にも海の水が透き通っているのに驚いていました。 そして翌日、今回の私の役の芝居場、メインイベントに突入していったのです。 場所は江東区の佐賀町にある、これ又絵になる古い西洋建築と言った感じの建物の一室での撮影で、 私は、芝居の伝わりはどうなのかと悩み、迷いながらも、楽しんで、 あれよあれよと「O.K」になって終了していき、レギュラーでもないのに、花束まで貰って、 拍手までして貰って、楽しかった今回の役の出番が終わりました。出来と伝わりが、又ドキドキで、 気になっていますが、芝居が出来る事が、楽しすぎるほど楽しくて、ずっと終わることなく、 芝居していたいと思うばかりでした。
そして今の所次の変身は、はてさて?と言う感じではあるのですが、次の変身に向けて、 またあれやこれやと考えながら待つことにしたいと思います。今年の桜のように、 私の心の蕾も膨らましながら^^。気楽に春でも待ってみますかと言った感じで。 この日本では必ず春は来て、花は咲くのですから。皆さんも、気長に春を楽しみに待ちましょう。 ではまた。次回と言うことで。^^

静かなる 琴の音似合う 春の海 トンビ群れなす 空は青春
目と鼻に まとわりつくも 花咲けば 苦でもないかな 舞う花粉たち

2000/03/06 〈[52]独り言編:本気の冬の京都〉 戻る
 私は、本気の冬の京都は初めてで、やはり京都は、噂通りの本気の寒さでございました。 そしてこんなに早く、再び京都へ行くとは思ってもいなかったし、今回もご一緒した、 船越英一郎さんとの共演もこんなに早く、実現するとも思っていませんでした。 船越さん曰く、法印大五郎以外での私と対するのは、初めてだとも言っておりました。 次は現代劇でと願うばかりであります。今回の数々ロケ地も、 前回の次郎長の時と同じ場所が多かったので、ロケに行く度に思い出が甦って、 船越さんと楽しんでおりました。そして今回の監督は、山下耕作監督の息子さんで、 山下智彦さんと言う方で、次郎長三国志の時のチーフ助監督で、今回が初監督作品でありました。 素晴らしく気合いが入っていて「ヨーイ、スタート」「はい(O.K)」の声の大きい事、大きい事、 最後の方は声を枯らして、いい感じでありました。共演者も、一時間ドラマのゲストにしては豪華で、 火野正平さん、上岡龍太郎さん、中江有里さん、田中邦衛さん等などと、私も嬉しくなるほどで、 私の出番も多くて、多いに楽しみました。ドラマは「盤嶽の一生」なる時代劇で、 主役の旅する盤嶽を役所広司さんが演っていて、その旅先で金を拾い、 出会った駕篭かき金太に銀平とのあれやこれやの物語と言った感じです。 どの様に編集されて、完成するのか、放送は秋以降で随分先ですが、今から楽しみでなりません。
 今回の京都は、京都へ入った当日新幹線で寝過ごして起きた時は、 閉まったドアから京都駅のホームを見つめたまま、新大阪まで行き、 慌てて折り返し戻って来た間抜けさから始まり、再び両太股に吹き出物がドバーっと出たりして、 又、夜中に左足の爪が取れたり、ものもらいが出来て慌てて目薬を買い差したり、 ある朝は洗面所のドアのサンに頭をぶつけて、床山さんに「どないしたん?血ぃー出てんでー」 と教えて貰い驚いたり、頭のてっぺんにも、一つおできが出きて、 「こりゃ我が体、おかしい?!」と思い、ビタミン不足だと、ビタミン剤を飲んだりしてと、 肉体的にも、なかなか忙しくしながら、駕篭かき銀平を陽気に楽しみました。 一時間ドラマは12時間とはやはり違って、あっと言う間ではありましたが、 なかなか濃いー一週間でございました。そして三月いきなり春になった京都より、 次の役に思いを切り替えながら、楽しげに戻ってきました。とさ。ではまた。お元気に、 今年の春も楽しんで活きましょう。^^

桃節句 萌えの陽射しが 降りてきて 祭り囃子に キラキラ光る
冬が去り 京の山々 春をうけ 浮かび上がるは 思い出の里

2000/02/24 〈[51]独り言編:京都へ行って参ります〉 戻る
 さてさて2000年の2月24日で、私はなんと38才になりました。先ずは全てに感謝でございますね。 「有り難うございました。そしてこれからも宜しくです」。
 さて今年のその日は、夜京都へ移動して、 明日からの楽しき変身に、一人わくわくしているのではないでしょうか。そして38才になっても、 相変わらず、20才の頃の自分となんら変わらない、いつものあなんで、いるのではないでしょうか。 確かに体力は落ちている様にも思えるし、少し前の出演していたドラマとかを見ると、 若いと思ってしまったりもしますが、今の自分の歳を、全く気にしてなく、忘れて仕舞う程なのです。 しかし私は、ついつい他人の歳が気なってしまうのです。その人の歳は、その人が生きてきた年月であり、 その長さは事実として、その人の物、生きてきた長さなんだからと、気になってしまいます。 「歳は関係ない」とは、私も思うのですが、その長さの意味するものを、無視はできないですし、 ついついその長さが知りたくて、気になってしまうのです。そして私の38年間の年月の長さに気がついて、 本当に38年も生きていたんだと思うと不思議になり、凄いことだと思い、やはり先ずは、感謝してしまいますね。 そしてこれからも生きていく訳ですから、楽しく期待していきたいと思います。 そして来年の21世紀と呼ばれる2月24日は、どこで何をして、何に変身して、何を考えているのかが、 もう今から楽しみであります。しかしそんな、今から来年を思う考えだから、一年が早い様に感じるのかも知れません。 もっとじっくり楽しんで生きていかなければ、何だかもったいない様にも思います。一日一日をね、 脳が勝手に省略削除が出来ない記憶ばかりを、記憶しながらね。その脳が許容量を超えて、 パンクしそうになりながらも^^一日一日を大切に、ねっ。ではまたお元気で。

いつからか 好きな数字は にじゅうよん 如月いつも 春は目の前
人間よ 生まれて生きる 人間よ 生まれた日々を 集めて放て

2000/02/18 〈[50]独り言編:一人大声を出してきました〉 戻る
 本日2/17、久しぶりに、一人大声を出してきました。昔はよく行っていたのですが、区の施設内にある音楽室にて、 一人むちゃくちゃなドラムを叩き、むちゃくちゃなギターを弾き、大きな声で、思うがままに歌を唄うのです。 ちょっと人には見せれませんが、楽しそうな、又少し変なあなんが、そこにはいたのではないでしょうか。 そこは、ちゃんとした練習スタジオで、そこにバンド名「アナン」で登録して、バンドメンバーは私一人なのに、 いつも「個人的な練習です」と、係の人に、あたかも他にもバンドメンバーがいるような感じで言っています。 しかし、右手にはケースに入っていなくて、袋に入っているギターを持って、左手には、 ポータサウンドなる小さなキーボードを持って、全然バンド演っている様には見えない、 恥ずかしい格好でスタジオへ入って行きます。俺の事を知っている人は、何と思うのかなと、 ちょっと恥ずかしかったりもしますが、大きな声をこれでもかと久しぶりに出しまくりまして、 なかなか気持ちいいもんでした。写真を撮ろうと思いましたが、フラッシュの電池切れで、 写っているのかどうなのかは微妙でございます。そしていつの日にか、ひょんな事から、 ライブをやるなんて事を、このHPでお知らせしたりして、ついに新たな時代を記す^^なんて事はないかも、 知れませんが、とにかくそんなことよりも私は、楽しみに、音楽で遊んでいました。ひょんな事から、面白い物が、 生まれる事も期待しながら。^^ではまた、何か遊んだ時などには、又ご報告を致します。

陽は春を 作るも冬と 攻めぎ合い 気早桜は 蕾開きて
紅梅の 花色紅く 甘く見え 春をゆっくり 迎へと咲くか

2000/02/06 〈[49]独り言編:もうひとつの誕生日〉 戻る
 今年2000年2月5日に、このHPも満一歳になりました。この一年があっと言う間で、 とても早かった様に思います。HPが出来て日本中からのアクセスがあり、 私を応援してくれている方がたくさんいらしたんだと改めて知り、嬉しくて励みになり、 頑張ろうと思うばかりです。そして2/24の私の誕生日の他に、 もう一つ誕生日が出来たと言う感じであります。今年38才^^になる私は、皆さんの応援の元、 もっともっと役者を頑張って演っていかねばと新たに気を上げていますが、満一歳になったHPは、 これからも皆さんと共に盛り上がっていきたいと願っています。これからも気軽に気楽に、 のんびりとHP共々宜しくお願いします。どうぞお楽しみ下さい。しかしやはり盛り上がるのは、 HPの出演作品が増えていくことでしょうか。願う心は必ず伝わると信じて、 関係各位にこの場からお願いしましょう。^^宜しくです。
 さてさて映画「ホワイトアウト」のロケ第2弾、「撃たれる、私」も津南へ行って四日目にして 無事終了しました。現場に到着した夜は大雪で、次の日には早速撮って終了かと、 のんびりとした時間はないのかと、少し思ってしまったのが間違いでした。 次の日から青い空が私を包んでくれて、高いレンタル料のヘリコプターのシーン優先となり、 一日目は同じように待機している知り合いの役者さんとビリヤードで楽しみ、二日目は一人プールで ビーチ板を持ってグルグル廻ってまして、三日目はぴーかんでその明るさに誘われて辛抱できずに 久しぶりのスキーで楽しみました。皮ジャンとGパン姿のボーゲン男爵は元気に健在でした。 途中、顔写真入り半日リフト券を失くしてしまい、私は悲しい顔をしていたのでしょうか、 「特別ですよ」と、再発行して頂き、ひたすらにお礼を言い、時間まで滑りまくっていました。 そしてついに四日目は祈りが通じたのか、どか雪になり、嵐の中私は、撃たれました。飛びました。 雪の上寒くて肉体は勝手に震えてました。撃たれるシーンは一発本番で呆気なく終わってしまったのですが、 いかなるものか、心配ではあります。私の出番は少しですが、夏の公開が今から楽しみであります。 まだ一日だけセットの撮影が少しあるのですが、スタッフキャストの苦労が報われる作品になることを願っております。 ではまた。お元気で。楽屋にてお会い致しましょう。

立春の 陽射しを受けて 手を広げ 己楽しむ 楽しき日々を
雪の音を 見つめて聴くは 心だけ そっと澄まして 深き音聴く
顔写真 晴れた雪山 ひらひらと 風に従う 我が顔写真

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