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写真 阿南健治プロフィール
大衆演劇どさ廻り時代
(22〜24歳)
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この時代の詳細の記録は・・・ どさの足跡

No.023
帰国してすぐに一週間程で、
山梨県は下部温泉の舞台に立っていた。
カツラをかぶり着物を着て、仁義を切ってのチャンバラ芝居。
ジャズダンスのせいなのか腰をやたらと動しながら、
演歌に合わせて日本舞踊を踊っていた。

No.021
その日から一ヶ月ごとの引っ越し生活で、
どさ廻りが始まっていったのでした。


初めのうちは覚えることが多くて、必死に夢中でやっていましたが、
やがて「こんなんじゃない、芝居作りとはこんなもんじゃない」と
思うようになり、確かに、ここにいれば生きてはいけるし、
衣食住には困らない。温泉にも浸かれるし、死ぬまで芝居も出来る。


No.024
しかしやがて、納得も満足も出来なくなっていって、
今後も出てくる私の性格から、
集団生活、団体行動に、拒否を示し始め、
自由な個人になりたいと思うようになり、
東京での休暇の際に、この世界で言う通称ドロン、
劇団から姿を消すことにした。

しかししかし、直ぐに全くの一文無しになり、
友人宅も追い出され、公園で寝るが、寒くて眠れず、
友人に後一日だけと頼み込んで、寝かせて貰ったりした。

No.026
朝早くから並ぶ日払いのバイトをし、親に敷金礼金だけを借りて、
なんとか四畳半、一万二千円の部屋から再出発をした。
無一文は恐怖だと、この時、強く感じた。

それから少し経って、居場所が座長に見つかったが、
キャバレーで踊ったりしながら、
徐々に大衆演劇の世界からは、離れていった。

そして次の時代への出会いを模索し始めた。
しかしこの時代に、体にこってりと染み着いた大衆演劇の癖は、
なかなか取れるものじゃなく、財産にもなり、笑われ話にもなっている^^。


この時代の詳細がマップ付きで見られます

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